最近は本当にアプリが増えました。
今までのようにメールでは迷惑メール扱いされてしまうからでしょうか(アプリでも非通知にしてしまうと広告は送れませんが)?
逆にユーザー側からすると、Webサイトよりもアプリの方が簡略化されていて、見やすい、使いやすいというメリットもあります。
私は令和3年(令和2年分)の確定申告をfreee会計のスマホアプリだけでするというテストをしてみましたが、多少の難があったとは言え、とりあえずなんとかできました。
しかし、青色申告、つまり複式簿記、確定申告となると、スマホでスマホアプリだけで、というのはやはり難しいと思いました(レビューもしていますので、後述参照ください)。
「複式簿記アプリで用」というのは表現が違っていて、クラウド会計ソフトに、Android問わずスマホアプリがあるというものです。
複式簿記アプリでiPhone用ってないの?
あります。
複式簿記アプリで用ってないの? あります。
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- 複式簿記アプリ用
- マネーフォワードクラウド会計
- freee会計
- やよいの青色申告オンライン
複式簿記アプリというか、クラウド会計ソフトでスマホで使えるものがあるか?という話になります。
クラウド会計ソフトでスマホで使えるものとしては、マネーフォワード クラウド会計、freee会計、やよいの青色申告オンライン
になります。
用については、に限らずAndroidでも、クラウド会計ソフトでスマホで使えるものということになり、同じくマネーフォワード クラウド会計、freee会計、やよいの青色申告オンライン
になります。
ただ、細かい点では違いがあり、純粋にスマホアプリとして、複式簿記をしてくれて、青色申告決算書を作成でき、e-Taxまでアプリだけで完結できるのは、マネフォワードクラウド会計のスマホアプリとfreee会計のスマホアプリ
になります。
やよいの青色申告オンラインは、マネフォワードクラウド会計のスマホアプリ
とfreee会計のスマホアプリのように、純粋にスマホアプリとして、複式簿記をしてくれて、青色申告決算書を作成でき、e-Taxまでアプリだけで完結できるわけではありません。
『弥生 申告』アプリ、弥生 レシート取込アプリ
、確定申告e-Taxモジュール、
確定申告e-Taxオンラインがあり、
『弥生 申告』アプリというのは取引の入力、弥生 レシート取込アプリ
はレシートをスマホで撮影して取引を入力するアプリ、確定申告e-Taxモジュールは弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)で作成した確定申告書類をWindowsからe-Taxするためのシステム(ICカードリーダーライターは必要)、確定申告e-Taxオンラインは弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)で作成した確定申告書類をMacからe-Taxするためのシステムでe-TaxするためのシステムでならスマホをICカードリーダーライター代わりに使うことができます。
クラウド会計ソフト(複式簿記アプリ)でスマホ(iPhone)用は3つ マネーフォワードクラウド会計、freee会計、やよいの青色申告オンライン
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- クラウド会計ソフト(複式簿記アプリ)でスマホ(iPhone)用は3つ
- マネーフォワードクラウド会計
- freee会計
- やよいの青色申告オンライン
私は3つのクラウド会計ソフトで青色申告をしました。レビューもしていますので、ご参考まで。

マネーフォワードクラウド会計のスマホ(iPhone)用
※スマホアプリはApp Store
マネフォワードクラウド会計のスマホアプリをレビューしています。

freee会計のスマホ(iPhone)用
※スマホアプリはApp Store
freee会計のスマホアプリをレビューしています。

やよいの青色申告オンラインの(スマホ)用
やよいの青色申告オンラインの(スマホ)用は、に限らずAndroidも共通ですが、確定申告e-Taxモジュールと確定申告e-Taxオンラインで、確定申告e-TaxモジュールがWindows用で、確定申告e-TaxオンラインがMac用です。
マネフォワードクラウド会計のスマホアプリやfreee会計のスマホアプリと違い、一部郵送対応が必要であるなど制限があります(令和4年(2022年)9月11日現在)。
をICカードリーダーライターとして使う? 複式簿記ができるという意味ではないが、令和4年(2022年)1月から2次元バーコード認証で青色申告ができる
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令和4年(2022年)1月から2次元バーコード認証ができるようになるとで青色申告ができる、ただし青色申告はパソコン版確定申告書等作成コーナーのみ
まず、iPhoneをICカードリーダーライターとして使えるか?という問題ですが、令和4年(2022年)1月から2次元バーコード(QRコード)認証ができると国税庁が発表しています。
その結果として、iPhoneをICカードリーダーライターとして使って青色申告ができるようになるのか?というと、結論から言うと、令和4年(2022年)1月から2次元バーコード(QRコード)認証ができるようになるとで青色申告ができる、ただし青色申告はパソコン版確定申告書等作成コーナーのみということです。
その根拠をみていきます。
令和4年(2022年)1月からの2次元バーコード(QRコード)認証って今までと何が違うの? で青色申告ができる 理由はBluetoothが不要
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- 確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフトとパソコン、スマホ、タブレットの関係
- 青色申告の端末のくみあわせ
- 青色申告の端末ごとの利用可否
- 令和4年(2022年)1月からの2次元バーコード(QRコード)認証でなにが変わるかの解説
令和4年(2022年)1月からの2次元バーコード(QRコード)認証は、今までと何が違うのか?というと、に青色申告の道がひらけたことです。
その理由は、Bluetoothが不要になったことです。
まずは、カンタンにわかりやすく単純化した表を作ってみました。
あくまで個人事業主、フリーランスなどの人が青色申告をしたいという前提です。
確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフトとパソコン、スマホ、タブレットの関係
いままで
◎が2次元バーコード(QRコード)認証
ICはICカードリーダーライター
iPhone | Android | Tablet | パソコン | |
確定申告書等作成コーナー パソコン版 | × | 〇 | × | IC Android |
確定申告書等作成コーナー スマホ版 | 〇 | 〇 | ◎ | × |
e-Taxソフト(WEB版) | ◎ | ◎ | × | IC Android |
e-Taxソフト(SP版) | ◎ | ◎ | × | × |
ダウンロード版e-Taxソフト | × | × | × | IC Android |
令和4年(2022年)1月から
◎が2次元バーコード(QRコード)認証
ICはICカードリーダーライター
iPhone | Android | Tablet | パソコン | |
確定申告書等作成コーナー パソコン版 | ◎ | 〇 | × | IC Android iPhone |
確定申告書等作成コーナー スマホ版 | 〇 | 〇 | ◎ | × |
e-Taxソフト(WEB版) | ◎ | ◎ | × | IC Android |
e-Taxソフト(SP版) | ◎ | ◎ | × | × |
ダウンロード版e-Taxソフト | × | × | × | IC Android |
確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフトとパソコン、スマホ、タブレットの関係解説
パソコン版確定申告書等作成コーナーででマイナンバーカードを読み取ってe-Tax送信できるようになる。
e-Taxにマイナンバーカード方式が導入されてから、対応していたのはAndroidでした。
もちろん、ICカードリーダーライターはパソコンに接続するものであり、スマホやタブレットでICカードリーダーライターは利用できませんでした。
ここにICカードリーダーライター代わりに利用できるNFC対応スマホが登場します。
パソコン版確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフト(WEB版)、ダウンロード版e-TaxソフトのICカードリーダーライター代わりになったと同時に、スマホ版確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフト(SP版)では、そのままマイナンバーカードを読み取ることができます。
ただし、パソコンの場合、これはAndroidとBluetoothの接続によるもので、Bluetoothに対応していないiPhoneは、スマホ版確定申告書等作成コーナーの利用に限定されていました。
また、令和3年(2021年)の確定申告期間中に2次元バーコード(QRコード)認証が導入され、e-Taxソフト(WEB版)とe-Taxソフト(SP版)、タブレットに対応しました(e-Taxソフト(WEB版)とe-Taxソフト(SP版)のICカードリーダーライター代わりにも使えるようになった)。
今回、令和4年(2022年)1月から、2次元バーコード(QRコード)認証が、パソコン版確定申告書等作成コーナーにも対応したことから、でもパソコン版確定申告書等作成コーナーを使って、e-Tax送信ができるようになりました。
ICカードリーダーライター代わりとして
ICカードリーダーライターとしての視点で考えると、今までAndroidがパソコン版確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフト(WEB版)、ダウンロード版e-TaxソフトがICカードリーダーライターの代わりに使えていて、iPhoneが使えませんでした。
これが、令和4年(2022年)1月からの2次元バーコード(QRコード)認証によって、iPhoneもパソコン版確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフト(WEB版)、ダウンロード版e-TaxソフトのICカードリーダーライター代わりに使えるということになりました。
青色申告の端末のくみあわせ
いままで
パソコン&iPhone | パソコン&Android | パソコン & タブレット | |
青色申告 | × | 〇 | 〇 |
白色申告 | × | 〇 | 〇 |
令和4年(2022年)1月から
パソコン&iPhone | パソコン&Android | パソコン & タブレット | |
青色申告 | 〇 | 〇 | 〇 |
白色申告 | 〇 | 〇 | 〇 |
端末のくみあわせの解説
前提として、以下
- いままで
- 青色申告は確定申告書等作成コーナー(パソコン利用)
(クラウド型確定申告ソフトのデータ取込でe-Taxソフト(WEB版)、e-Taxソフト(SP版)も) - その際にICカードリーダーとして使えるスマホはAndroidのみ
- 青色申告は確定申告書等作成コーナー(パソコン利用)
- これから
- 青色申告は確定申告書等作成コーナー(パソコン利用)
(クラウド型確定申告ソフトのデータ取込でe-Taxソフト(WEB版)、e-Taxソフト(SP版)も) - ICカードリーダーとして使えるスマホがAndroidとiPhoneになった
- 青色申告は確定申告書等作成コーナー(パソコン利用)
つまり、確定申告書等作成コーナー単体で考えると(クラウド会計ソフトのデータ取込ではなく)、いままでは青色申告ができる道は、確定申告書等作成コーナーをパソコンで使って、ICカードリーダーライターかAndroidスマホでマイナンバーカードを読み取るという方法でしか青色申告はできませんでした。
令和4年(2022年)1月からは、相変わらず、確定申告書等作成コーナー単体で考えると(クラウド会計ソフトのデータ取込ではなく)、青色申告ができる道は、確定申告書等作成コーナーをパソコンで使います。
ただし、マイナンバーカードを読み取る方法としては、ICカードリーダーライターか、もしくはAndroidスマホと、iPhoneにもその道は開けたのです。
ただしもマイナポータルアプリに対応している必要があり、それはiOS 13.1以上がインストールされた 7以降の機種です(余談ではありますが、QRコードが読み取れれば 7より前でもいいように感じますが、そもそもQRコードをマイナポータルアプリから読み取る必要があるので、7以降でないとできません)。
>マイナポータルアプリに対応している 7以降の機種ではこちら
>https://blue-return-blog.com/use--as-an-ic-card-reader/
なぜ確定申告書等作成コーナー単体で考えると(クラウド会計ソフトのデータ取込ではなく)、確定申告書等作成コーナーをパソコンで使うしか青色申告ができなかったかというと、青色申告に必須の青色申告決算書が、パソコン版確定申告書等作成コーナーでしか作れないからです。
逆にスマホ版確定申告書等作成コーナーではどうかというと、収支内訳書しか作れないことから、青色申告はできないのです。ただ収支内訳書が作れるということは白色申告はできます。
つまりでもAndroidでもスマホ版確定申告書等作成コーナーで白色申告、確定申告はできるということです。
また、パソコン版確定申告書等作成コーナーからe-Tax送信する際に、ICカードリーダーライターがあれば問題ありませんが、スマホの場合は、AndroidはBluetooth機能を使ってe-Tax送信します。
これに対してiPhoneはBluetooth機能が使えないため、パソコン版確定申告書等作成コーナーでもを使ってのe-Tax送信はできなかったのです。
タブレットについてはどうかというと、タブレットは元々マイナンバーカードを読み取る機能がありません(交通系ICカードが読み取れないことを考えるとわかりやすいと思います)。
またタブレットをパソコンと物理的につなぐこともできません(USBやmicro-b、type-cなど)。
ただ、すでに2次元バーコード(QRコード)認証には対応していて、e-Tax送信はできていました。
青色申告の端末ごとの利用可否
いままで
iPhone | Android | パソコン | タブレット | |
青色申告 | × | × | 〇 | × |
白色申告 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ICカードーリーダー として | × | 〇 | × | × |
令和4年(2022年)1月から
iPhone | Android | パソコン | タブレット | |
青色申告 | × | × | 〇 | × |
白色申告 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ICカードーリーダー として | 〇 | 〇 | × | × |
端末ごとの利用可否の解説
- iPhoneがICカードリーダーとして使える
端末ごとの利用可否という視点でみていきたいと思います。
結論から言うと、iPhoneがICカードリーダーとして使えるということになりました。
であればなんでもICカードリーダーライターとして使えるというわけではありません。
機種により違います。

繰り返しになりますが、青色申告できるのはパソコン版確定申告書等作成コーナーです。
青色申告決算書を作成することができ、iPhoneもしくはAndroidスマホでe-Tax送信ができます。
でもAndroidでも、スマホ版確定申告書等作成コーナーでは、収支内訳書を作成して白色申告はできても青色申告決算書を作成することができないので、青色申告はできません。
これは今までも、令和4年(2022年)1月以降も変わりません。
また繰り返しになりますが、パソコン版確定申告書等作成コーナーを使って青色申告すべく、Androidがe-Tax送信できるのは、AndroidがBluetoothを使えるからです。
iPhoneはBluetoothが使えないので、e-Tax送信、つまりICカードリーダーライターの代わりにiPhoneを使うことはできなかったのです。
令和4年(2022年)1月からは、iPhoneも2次元バーコード(QRコード)認証が使えるのでをICカードリーダーライターの代わりに使えるのです。
つまり、パソコン版確定申告書等作成コーナーで青色申告決算書を作成して、iPhoneを使ってe-Tax送信ができます。
ちなみにクラウド会計ソフトデータ取込は・・・
ちなみにクラウド会計ソフトのデータ取込は?というと、e-Taxソフト(WEB版)とダウンロード版e-Taxソフトでできます。
e-Taxソフト(WEB版)はそもそもICカードリーダーライターとAndroidが使えました。
そしてiPhoneも、すでに2次元バーコード認証に対応しているから、クラウド会計ソフトのデータ取込をしてe-Tax送信することができます。
ダウンロード版e-TaxソフトもそもそもICカードリーダーライターとAndroidが使えました。
そしてiPhoneは、今までも、令和4年(2022年)1月からも、2次元バーコード(QRコード)認証に対応していないので、クラウド会計ソフトのデータ取込をしてe-Tax送信することができません。
令和4年(2022年)1月からの2次元バーコード(QRコード)認証でなにが変わるかの解説
つまり、なにが問題であったのか?なにが改善されるのかというと、それはBluetoothです。Bluetoothが使えなかったからは対応機種が増えても、機能に制限があったのです。
Bluetoothがなくてもで使えた機能は、繰り返しになりますが、スマホ版確定申告書等作成コーナーで、Bluetoothを使わずにiPhoneとスマホ版確定申告書等作成コーナーだけで確定申告(白色申告のみ)ができたということです。
令和4年(2022年)1月からは2次元バーコード(QRコード)認証が使えますので、iPhoneはICカードリーダーライターとして使えます。
またこのことの意味することは、Androidも含め、
- Bluetoothを使わなくていい
- 設定がカンタンになる
ということです。
その他にも受付システムでも2次元バーコード(QRコード)認証が使えるようです。
>e-TaxとスマホとBluetoothの関係についてはこちら

じゃあ、クラウド会計ソフトいらないじゃん? 違います
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- そもそも2次元バーコード(QRコード)認証もマイナポータルアプリもいらない
- 複雑な確定申告書等作成コーナー
- サポートが設定を助けてくれる
- それでも確定申告書等作成コーナーの不便さは相変わらず
- クラウド会計ソフトのe-Tax機能を使わなくても
e-Taxの設定は、スマホアプリがマイナポータルに統一されたり、今回の2次元バーコード(QRコード)認証が使えたりと便利にカンタンにはなってきています。
しかし、ではクラウド会計ソフトでなくてもいいか?というとそうではないと思います。
それは、
- そもそも2次元バーコード(QRコード)認証もマイナポータルアプリもいらない
- 複雑な確定申告書等作成コーナー
- サポートが設定を助けてくれる
- それでも確定申告書等作成コーナーの不便さは相変わらず
- クラウド会計ソフトのe-Tax機能を使わなくても
ということです。
そもそも2次元バーコード(QRコード)認証もマイナポータルアプリもいらない
そもそもクラウド会計ソフトなら、クラウド会計ソフトfreeeやマネーフォワード クラウド会計は、2次元バーコード(QRコード)認証もアプリも必要ありません(やよいの青色申告オンラインは2次元バーコード(QRコード)認証で対応)。
スマホで青色申告するには、それぞれ、クラウド会計ソフトfreee、マネーフォワードクラウド会計、やよいの青色申告オンラインと専用アプリをインストールする必要はありますが、マイナポータルアプリは不要です。

複雑な確定申告書等作成コーナー
確定申告書等作成コーナー、e-Taxソフト(WEB版)、e-Taxソフト(SP版)、ダウンロード版e-Taxソフトなどなど。
個人事業主、フリーランスなどの人の青色申告以外にもいろいろできなければならないことはわかりますが、単純に個人事業主、フリーランスなどの人が青色申告するだけと考えると、なにをどう使っていいかわからないと思います。
クラウド会計ソフトはもちろん、収支管理など会計ソフトとしての機能も充分ですが、青色申告だけやるとしてもコスパもいいです。
>複雑な確定申告書等作成コーナーをくわしく解説した記事はこちら

サポートが設定を助けてくれる
クラウド会計ソフトもe-Tax送信するには、設定や様々なパスワード入力など、それなりに難しいものがあります。
私はそれらのe-Taxの部分の複雑さをクラウド会計ソフトのサポートに助けてもらいました。
>e-Taxのサポートもしてくれた クラウド会計ソフトのレビュー

それでも確定申告書等作成コーナーの不便さは相変わらず
- 複式簿記はしてくれない
- 年を越さないとその年の入力ができない
- 入力するのは合計金額を自分で
それでも確定申告書等作成コーナーの不便さは変わりません。
まず青色申告に必須の複式簿記をしてくれるわけではありません。
そしてクラウド会計ソフトのように、日々銀行口座明細やクレジットカード明細を自動で取り込んでくれるわけではなく、確定申告をする年の1月4日以降(年末年始は使えない)に自分で入力します。例えば2022年(令和4年)に2021年(令和3年)分の確定申告をしようとしたら、2022年(令和4年)1月4日(年末年始は使えない)にならないと入力できないのです。つまり2021年(令和3年)中に2021年(令和3年)分を入力することはできません。
またその入力する売上や経費などは、クラウド会計ソフトが自動で銀行口座明細やクレジットカード明細を取り込んで計算してくれるのに対し、確定申告書等作成コーナーは、明細を入力していけば自動で計算してくれるわけではなく、自分で合計金額を計算して入力する必要があります。
確定申告書等作成等作成コーナーの不便さを別記事にしています。

まとめ
複式簿記アプリで用ってないの?ということでしたが、表現は違いますが、あります。
クラウド会計ソフト(複式簿記アプリ)でスマホ(iPhone)用は3つあり、マネーフォワードクラウド会計、freee会計、やよいの青色申告オンラインがあります。
iPhoneをICカードリーダーライターとして使う?については、複式簿記ができるという意味ではありませんが、令和4年(2022年)1月から2次元バーコード(QRコード)認証でで青色申告ができます。
令和4年(2022年)1月からの2次元バーコード(QRコード)認証が今までと何が違うのか?というと、 iPhoneで青色申告ができるようになりました、理由はBluetoothが不要になるからです。
それでも確定申告書等作成コーナーは複雑で難しいです。クラウド会計ソフトはラクでコスパよく、サポートもいいです。