弥生の青色申告のレビュー(やよいの青色申告オンライン)とマネーフォワード クラウド会計、freee会計、3つのクラウド会計ソフトをすべて使って青色申告。その過程を詳細にレビューしてみました。
さらにマネーフォワード クラウド会計、freee会計ではスマホ版でも青色申告。
今年2022年(令和4年)は、2月16日を待たずに確定申告、青色申告を終わらせました。
複式簿記は難しい。税務署の記帳指導に行くと、税務署の職員も個人で複式簿記はムリと言っていました。
複式簿記はクラウド会計ソフトでできても、結局e-Taxの設定は自分でやる必要があります。
e-Taxの設定は複雑ですが、クラウド会計ソフトのサポートにお願いすれば、できる範囲ではあるものの助けてくれます。
弥生の青色申告のレビュー(やよいの青色申告オンライン)!
「複式簿記ってこんな感じなんだ」
- 弥生の青色申告のレビュー(やよいの青色申告オンライン)のレビューだけ? 3つのソフトで青色申告してみたレビュー
- 弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)のレビューは? 「複式簿記ってこんな感じなんだ」
- マネーフォワード クラウド会計の評判は? レビューをしました マネーフォワード クラウド会計の強みはマネーフォワード クラウド会計は給与もできる
- freeeは最悪?使いづらい?評判は? 3年間実際使っているレビュー
- 弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)ではないがスマホ版のクラウド会計ソフトを試してみた!
- 弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)のシェア率は? 個人事業主、フリーランスなどは弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)53.9%、freee会計が25.4%、マネーフォワード クラウド会計が15.5%
- 弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)、マネーフォワード クラウド会計とfreee会計 どれが個人事業主、フリーランスなど向けか? 個人的にはパソコンならfreee会計、スマホならマネーフォワード クラウド会計
- 開業のソフトもレビュー 会社設立のソフトもある
- e-Tax&国税庁の確定申告書等作成コーナーはクラウド会計ソフトと似て非なるもの
- まとめ
弥生の青色申告のレビュー(やよいの青色申告オンライン)のレビューだけ? 3つのソフトで青色申告してみたレビュー
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- 弥生の青色申告のレビュー(やよいの青色申告オンライン):「複式簿記ってこんな感じなんだ」
- マネーフォワード:「サポートを使わなくてもサポートページを見ればわかる」
- freee:「あ、カンタン」
私は弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)、マネーフォワード クラウド会計、freee会計の3つのクラウド会計ソフトをすべて使ってみました。
私が感じたそれぞれの特徴は、弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン):「複式簿記ってこんな感じなんだ」、マネーフォワード クラウド会計:「サポートを使わなくてもサポートページを見ればわかる」、freee会計:「あ、カンタン」。
これらのクラウド会計ソフトを比較検討する際に、レビュー以外で重要なのは、サポート、UI、料金、シェア率、確定申告に向けてのアプローチ、途中経過、e-Taxとの連携です。
>サポート、UI、料金、シェア率などレビュー以外のクラウド確定申告の比較検討はこちら

弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)?マネーフォワード?freee?聞いたことがない?
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
有名なソフトは勘定奉行やMJSでしょう。
実は勘定奉行やMJSは、個人事業主、フリーランスなどや中小企業向けのソフトでないのです。
>勘定奉行やMJSが個人事業主、フリーランスなど中小企業向けでない件についてはこちら

弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)のレビューは? 「複式簿記ってこんな感じなんだ」
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弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)使ってみた? 使ってレビューした
まずはログイン
さぼっていた仕訳をしました。
いよいよ確定申告です。
電子申告(e-Tax)一択です。
最大65万円の青色申告特別控除を目指します。
減価償却の計算をここでします。
10万円以上のパソコンなどの資産の購入がなければ、「開始」ボタンをおして「完了」ボタンを押すだけです。
最大65万円の青色申告特別控除を受ける青色申告に必須の青色申告決算書の作成ですが、自動で銀行口座明細やクレジットカード明細を取り込んで、仕訳が終わっていれば、自動で作成されています。
ダウンロードして印刷し、7年間保存します。
確定申告書の作成も同様です。
e-Taxです。
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)では「確定申告e-Taxモジュール
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)の「確定申告e-Taxモジュール」では、以下が必要になります。
- マイナンバーカードの取得
- ICカードリーダーライターの購入
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)の「確定申告e-Taxモジュール」では、以下ができません。
- ID・パスワード方式
- Macでの使用(現在は確定申告e-Taxオンライン
でできます)
「確定申告e-Taxモジュール」でe-Taxができない場合、以下のe-Tax申告データをダウンロードして、e-Taxソフト(WEB版)で申告するという方法があります。
この場合は2次元バーコード(QRコード)認証を使ってiPhoneを含むNFC対象スマホでもマイナンバーカードの読み込みができます。


>e-Tax申告データをダウンロードして、e-Taxソフト(WEB版)で申告についてはこちら

弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)はカンタンだったか? 詳しいことはわからないが、結局複式簿記の世界に足を踏み入れたイメージ
2022年8月17日現在では、弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)は、スマホアプリでe-Taxもできません(freee会計、マネーフォワード クラウド会計は対応しています)。
苦労したのは、初年度でした。
とにかく銀行口座とクレジットカードの事業利用、プライベート利用の混在問題が、確定申告のときまで影響してしまったというところです。
また、毎年のことですが、月に1回など定期的に仕訳を行って、記憶しておけばいいものの、毎年放置していて、あわてて仕訳をするので、誤りが多々でてきます。
なるべく定期的に仕訳を行うべきだと思います。
そういう問題を毎年抱えていたことによって、それを解決しようとする過程で、徐々に、自然と複式簿記的な考え方のさわりの部分に触れていっている印象です。
サポートも同様で、前年度の売上、経費等が確定してからすぐに準備(できれば2月16日を待たずに確定申告)をすれば、サポートもそれほど混んでいないでしょう。
毎年、混雑時期で、チャットサポートは使えず、結局電話サポートを受けています。
電話には待たされたものの、忙しい最中とても丁寧なサポートを受けました。
freee会計の場合はチャットサポートで複式簿記を感じずに完了させることができました。
マネーフォワード クラウド会計はサポートを利用しないで完了させることができました。
その点で弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
クラウド会計ソフトは、最近では「カンタン」はトーンダウンしている印象ですが、まったくの初心者がサポートなしで使えるものではないと思います。
ただe-Tax&国税庁の確定申告書等作成コーナーの「カンタン」よりは間違いなくカンタンで、有用です。
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)の料金は無料お試し 1年間無料 月あたり6,000円~
年額プラン | 500 | 6,000 |
月額プラン | なし | なし |
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)には無料お試しがあります。ただし確定申告書類の出力はできません(青色申告、確定申告はできない)。
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
サポートありのプランとしてはベーシックプランというものがあります。上記はそのベーシックプラン
月額プラン
さらにその上にトータルプラン
※料金は変動している可能性があります、最新の料金につきましては以下ページにてご確認ください。
マネーフォワード クラウド会計の評判は? レビューをしました マネーフォワード クラウド会計の強みはマネーフォワード クラウド会計は給与もできる
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マネーフォワード クラウド会計のレビューは別記事にしています。


freeeは最悪?使いづらい?評判は? 3年間実際使っているレビュー
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freee会計のレビューは別記事にしています。


弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)ではないがスマホ版のクラウド会計ソフトを試してみた!
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弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)は、マネーフォワード クラウド会計
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)にあるのは、『弥生 申告』アプリ、
なかなか複雑ですが、
freee会計やマネーフォワード クラウド会計でもスマホ版を押し出してきています。
実際どんなものかとマネーフォワード クラウド会計
またfreee会計のスマホアプリでは実際に確定申告をしてみました。


弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)のシェア率は? 個人事業主、フリーランスなどは弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)53.9%、freee会計が25.4%、マネーフォワード クラウド会計が15.5%
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個人事業主、フリーランスなど
個人事業主、フリーランスなどにおいては、弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)53.9%、マネーフォワード クラウド会計が15.5%、freee会計が25.4%です。
(出典:MM総研HP)
中小企業
中小企業においては弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)が15.4%、freee会計が32.3%、マネーフォワード クラウド会計が19.2%
(出典:MM総研HP)

弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)、マネーフォワード クラウド会計とfreee会計 どれが個人事業主、フリーランスなど向けか? 個人的にはパソコンならfreee会計、スマホならマネーフォワード クラウド会計
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弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
パソコンで使っている限りは、個人的にはfreee会計が使いやすかったのですが、
スマホでやってみると、画面が小さく、また指でタッチして使うため、パソコン以上に見やすさ、直観性が求められると感じました。
そういった点から考えるとスマホアプリ
どちらにしても弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
>弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)無料お試しはこちら
またスマホの場合はスマホアプリ
とりあえず、インストールしてUI(ユーザーインターフェース)だけでも確認すべきだと思います。
開業のソフトもレビュー 会社設立のソフトもある
クラウド会計ソフトの紹介をしてきましたが、最近クラウド会計ソフトを作っている会社から開業のソフトや会社設立ソフトも提供されています。
例えば開業ならマネーフォワード クラウド開業届
会社設立なら、マネーフォワード クラウド会社設立、freee会社設立
私はしがない個人事業主ですが、開業する時にfreee開業を使ってとても簡単でした。
言ってみればクラウド的な考え方で開業のための申請書を作ってくれるシステムなので、マネーフォワード クラウド会社設立、freee会社設立
>私がfreee開業で開業した件、やマネーフォワード クラウド開業届を試してみた件、についてはこちら

e-Tax&国税庁の確定申告書等作成コーナーはクラウド会計ソフトと似て非なるもの
国税庁のクラウド会計ソフトっぽいものに、確定申告書等作成コーナーがありますが、クラウド会計ソフトと以下の点で違います。
- 複式簿記をしてくれるわけではない
- 銀行明細、クレジットカード明細の自動取り込みはない
- 売上、経費などの金額は自分で合計金額を計算
- 確定申告、青色申告をする年の1月4日(年末年始は使えない)にならないと入力できない
複式簿記をしてくれるわけではない
確定申告書等作成コーナー等は複式簿記をしてくれるわけではありません。
それは後述の銀行明細、クレジットカード明細の自動取り込みがあるわけではなく、売上、経費などを自分で計算、合計金額を自分で入力するということからもわかると思います。
また青色申告決算書を作成することもできないことからも、複式簿記をしてくれないことはわかると思います。
銀行明細、クレジットカード明細の自動取り込みはない
クラウド会計ソフトを使っていると、銀行明細やクレジットカード明細の自動取り込みが当たり前になってしまいますが、確定申告書等作成コーナーにそれはありません。
せっかく銀行明細やクレジットカード明細(つまり売上、経費)が、例えばweb明細として電子化されていても、領収書(レシート)と同じように、また逆に、せっかくの電子データを電卓で計算するかエクセルで入力管理と逆戻りです。
売上、経費などの金額は自分で合計金額を計算
銀行明細やクレジットカード明細の自動で取り込んで自動で計算してくれる。
それがクラウド会計ソフトです。
確定申告書等作成コーナーは自動で取り込んでくれないのですが、明細を手入力することもできません。
つまり入力するのは合計金額です。
売上、経費などの合計金額を自分で計算して、入力する。
これは普通に確定申告書に手書きで書き込むこととなんら変わるところはありません。
(ただしe-Taxは使わないと青色申告特別控除は受けられない(ここ重要)つまりマイナンバーカードはそこまでのまやかしをしても持たせたい)
確定申告、青色申告をする年の1月4日(年末年始は使えない)にならないと入力できない
- e-Tax&国税庁確定申告書等作成コーナーを有効活用すべくこまめに売上、経費などの明細を入力しようと思っても都度入力することはできない
- クラウド会計ソフトのように日々の収支管理などはまったくできない
以前e-Taxを使うべく、ただし確定申告時期に売上、経費などを慌てて計算するのも嫌なので、売上、経費などが発生するたびに入力してみようと思いました。
ところが、確定申告書等作成コーナーは当年版(2023年に2022年度分の確定申告、青色申告をやろうと思えば2023年版)の確定申告書等作成コーナーがないのです。
税務署に問い合わせるもその認識で合っているとのこと。
つまり、e-Tax&確定申告書等作成コーナーを有効活用すべくこまめに売上、経費などの明細を入力しようと思っても都度入力することはできない、クラウド会計ソフトのように日々の収支管理などはまったくできないと言えるわけです。
>確定申告書等作成コーナー&e-Taxが使えない記事はこちら

e-Taxについて、やることは一緒だが、クラウド会計ソフトのサポートはいい
複雑なe-Taxの設定は、クラウド会計ソフト
私はそれで65万円の青色申告特別控除の青色申告、確定申告ができました。
まとめ
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)だけ? 3つのソフトで青色申告してみたレビューということで、3つのクラウド会計ソフトをすべて使ってレビューしました。
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
マネーフォワード クラウド会計もレビューをしました。マネーフォワード クラウド会計の強みはマネーフォワード クラウド会計は給与もできることです。
freee会計
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
弥生の青色申告(やよいの青色申告オンライン)
開業のソフトもレビューしました。会社設立のソフトもあります。
e-Tax&国税庁の確定申告書等作成コーナーはクラウド会計ソフトと似て非なるものです。